北海道
国内で生産されるじゃがいもの中でも代表的な存在の男爵いも。明治時代に川田龍吉男爵がイギリスから持ち込み、北海道へと広めた品種だ。じゃがいも特有の香りが強く、やや粉質の舌触りで、最大の特長はなんといってもホクホクした食感。塩ゆで、または蒸して、バターをたっぷりかけて食べる、シンプルな「じゃがばた」が最高の食べかただ。低温で保存することで甘みが増す男爵いもは、秋はホクホク感を楽しみ、冬には深い甘みの味わいを堪能できる。料理を選ばない使いやすい食材で、全国の食卓に欠かせない存在となっている。