体は細長く、2つある背びれは著しく離れており、斜め上向きの大きい口が特徴。主な産地は、石狩・網走・根室・釧路・日高及び噴火湾。沿岸域で11~12月に刺し網で、武蔵堆や増毛沖では9~10月に沖合い底びき網などで漁獲されるが、漁獲量は年々減少している。しかし、ハタハタの資源増大に対する漁業者の関心が高く、漁業者自らの手による養殖事業や資源管理への取り組みが各地で行われている。旬は冬で、塩焼き、しょっつる鍋、煮付けなどに料理されるほか、「ぶりこ」と呼ばれる卵もおいしく食べられる。
旬 10月 11月 12月