オホーツクでは生時は緑褐色の地色に、白あるいは黄色い数条の縦じま模様。加熱すると緑褐色部分が赤くなり、きれいな紅白のしま模様となるため、「ホッカイシマエビ」とも呼ばれる。主に太平洋とオホーツク海沿岸の内湾の藻場に生息し、産卵期は8月下旬~9月下旬。塩ゆでした方が旨味が引き出されるので、初夏から夏の漁期にゆでたてを食べるのが一番ともいわれている。日高・留萌・宗谷地方は、ボタンエビも。寿司ネタや刺身など、生で食べられることも多いが、天ぷらやフライ、焼きエビなどもプリッとした食感と独特の旨味が堪能できる。