漁期は夏場から秋にかけてが中心で、函館では6月から、礼文では8月~11月末、稚内では7月~10月、羅臼では12月はじめまで獲れる。北海道のイカ釣り漁の歴史は古く、天明年間(1781~1788年)の記録では、わずかではあるが長崎経由で中国へ輸出もしていたとか。安政6年(1859年)の函館開港を機に盛んになった。「するめいか」といえば「イカ刺し」を連想するように、身が透き通った新鮮なものを刺身や細作りにした「イカそうめん」で食べるのが美味。スルメ、塩辛、松前漬けなどの加工品にも幅広く利用されている。
旬 7月 8月 9月 10月 11月 12月