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稚内 留萌 利尻 観光ガイド

日本の北限に位置する稚内・留萌・利尻エリア。国内で最も北にある宗谷岬や夕日が美しいノシャップ岬などが有名です。利尻島・礼文島名産の昆布はお土産の定番です。

稚内・留萌・利尻エリアのおすすめ観光情報をご紹介。稚内・留萌・利尻エリアには礼文島、利尻島、宗谷岬などの観光スポット、サマーフェスティバル、枝幸かにまつり、増毛えび地酒まつりなどの観光イベント、ラーメン、ジンギスカン、じゃがポックルなどのご当地グルメがあります。

稚内は広い北海道の最北端の市で、宗谷海峡に面した日本海側にあり、近くには利尻島、礼文島があります。留萌市は稚内から少し南側にあり、これらの市町は北海道の北である道北地方の観光地として有名で、四季を通じて多くの観光客がこの地を訪れます。

稚内での観光で欠かせないのは、何といっても日本最北端にある宗谷岬で、白い三角形のオブジェを通して見る雄大な日本海の眺めが訪れる人を魅了します。その左下に位置するノシャップ岬には、宗谷岬とはまた異なる北海道の海の眺めがあり、雄大な日本海に沈む夕陽はまさに絶景です。このほかに稚内で見ておきたいのは、強風や高波による被害を軽減するために作られた、総延長427mの古代ローマ建築を思わせる稚内港北防波堤ドームで、この防波堤は北海道遺産に指定されています。

稚内と並んで道北での観光の街として知られる留萌は日本海に面した市で、観光名所との黄金岬海浜公園があります。この公園から眺める日本海に沈む夕陽は稚内のノシャップ岬からの眺めと同様に絶景であり、日本の夕陽百選に選ばれています。また留萌で見逃せないのは大型の風車が林立する礼受牧場(礼受牧場トリム)です。さらに海抜180mの丘陵地帯である千望台からは広い留萌の市街地を一望できます。

稚内から見て左手の日本海に浮かぶ島が利尻島です。夢の浮島とも呼ばれる利尻島は、全体が観光スポットとなっています。そして利尻島のすぐ左上にはもうひとつ、礼文島があります。礼文島には利尻島と合わせた利尻礼文サロベツ国立公園があり、夏ともなれば約300種もの高山植物が咲き乱れ、訪れる観光客の心を和ませます。なお、利尻島も礼文島も豊かな海の幸がありますから、観光グルメには魅力的な島と言えるでしょう。

このように、北海道のなかでも北に位置する稚内、留萌、利尻、礼文はまさに北海道の北を代表する観光地であり、同時に日本海の恵まれた海の幸を満喫できます。観光とグルメを兼ねたツアーでぜひ訪れたい場所です。

稚内 留萌 利尻のおすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

礼文島

稚内市から西に約60kmの日本海上にある礼文島は、約300種類以上の高山植物が咲くため「花の浮島」とも呼ばれ、ここでしか見られない花が多く咲き誇っています。 南北29km、東西8kmの小さな島の総面積は約82㎢で、標高490mの礼文岳を中心に広がっています。 島の西半分にかけては高山植物が分布しており、珍しい花々の観察やトレッキングが楽しめるため、観光客で賑わっています。 レブンコザクラのように、たくさんの花がゴムマリのように咲く種類や、青紫色から白色まで美しい花色のミヤマオダマキ、幅が広く先端が丸い葉が特徴的なエゾノハクサンイチゲなどが人気を集めています。 さらに、礼文島固有種のレブ...»

はさみ漬

大根と塩鮭を酢でしめてはさんだ、北海道の漁師町で愛される味

野菜と海産物の「はさみ漬け」は、古くから北海道の漁師町で愛されていた漬け物である。定番の「紅鮭のはさみ漬け」の他、「かにのはさみ漬」、「数の子のはさみ漬け」、「ほたてのはさみ漬け」など、現在ではその種類も豊富。作り方も野菜、海産物をそれぞれ下ごしらえをした後に、1日ほど本漬けを行う。海産物の溢れ出る旨味と、野菜のシャキっとした歯ごたえが癖になる。テレビなど、各メディアでも紹介されるほど、全国にも知られる北海道を代表する名産物のひとつである。...»

ホタテラーメン

プリプリの食感とホタテの旨味がスープにも!麺との相性も抜群

生産量・生産額ともダントツの海の幸「ホタテ」の旨味を、ラーメンでも堪能できる逸品。「ホタテラーメン」が味わえる店として有名なのが稚内の「間宮堂」。ホタテは生でももちろん美味しいが、軽く火を通すことで甘味が増す。プリプリの食感と旨味がスープにも溶け出し、なんともいえない味わいに。麺は、無添加細ちぢれ麺で、具にお麩がのっているのも特徴。味は醤油と塩がある。ラーメン好きにも、ホタテ好きにもたまらない、一度食べたらくせになる味。...»

ニシン漬け

米麹と塩で漬け込み発酵させた、北海道・東北地方伝統の保存食

北海道・東北地方では、厳しい冬を乗り越えるための保存食である「にしん漬け」。塩分濃度はさほど高くなく、米麹を使用しているため長期間漬け込むと発酵が進み、ほどよい酸味とにしんの独特の風味が特徴である。北海道では、晩秋の季節になると漬け込む家庭が多く、にしん、キャベツ(札幌大球キャベツ)、大根、ニンジンなど具だくさんのものが一般的。野菜の甘み、にしんの旨味が口いっぱいに広がり、シャキシャキとした野菜の食感も楽しめる逸品である。 「ニシン漬け」は、北海道の郷土料理であり、北海道のニシン産業の歴史を物語っています。江戸時代後期から明治時代にかけて、特に北海道の日本海側で、ニシン漁業が盛んでした。春に...»

猿払産ホタテ

オホーツク海の豊かな恵みのなかで育てられる最高級ホタテ

海流でたっぷりと栄養塩が流れ込み世界的にも好漁場として有名なオホーツク海。そのほとりにある北海道の猿払村はホタテの名産地として有名だ。オホーツク海の豊富な栄養で育てられる”猿払産ホタテ”は、のびのびと大きく育ったものが多く、食べ応えのある太い貝柱を持ち、ホタテ本来の甘みがしっかりと味わえる。”猿払産ホタテ”は5年育てたものが特に味が良いといわれ、そのこだわりから”天然5年貝”という呼び名もつけている。...»

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