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知床五湖

(しれとこ ごこ)

知床半島を造る知床連山の山裾に点在する大小五つの火山性堰止湖。原生林に囲まれ神秘的。遊歩道と高架木道があり、遊歩道の利用は時期により異なるので注意。冬期間通行止

知床五湖とは

知床五湖(しれとこごこ)は、北海道の知床半島に位置する五つの湖からなる自然景観で、世界自然遺産に登録された知床地域の一部です。この湖群は、知床山系の火山活動によって形成されたカルデラ湖であり、周囲の自然環境と調和した美しい風景が特徴です。知床五湖は、観光や自然観察のための重要なスポットとして、多くの訪問者に人気があります。

湖の特徴と自然環境

知床五湖は、以下の五つの湖から構成されています:第一湖、第二湖、第三湖、第四湖、そして第五湖。それぞれの湖は、独自の景観と自然環境を持っており、湖ごとに異なる美しさを楽しむことができます。湖の周囲には、原生林や湿原が広がり、多様な動植物が生息しています。特に、湖面に映る四季折々の風景や、周囲の山々とのコントラストが魅力です。

アクセスと観光情報

知床五湖へのアクセスは、北海道の斜里町から車で約30分の距離にあります。最寄りの空港は、女満別空港(約1時間半の距離)で、そこからレンタカーやバスを利用して知床五湖に向かうことができます。知床五湖には、専用の駐車場や観光案内所が整備されており、訪問者には便利な施設が用意されています。 また、湖の周囲には整備された散策路があり、自然の中を歩きながら湖の美しい景色を楽しむことができます。散策路は、湖の各エリアにアクセスするための道が整備されており、初心者でも安心して歩くことができます。散策路を歩く際には、自然保護のために指定されたルールやマナーを守ることが重要です。

観察できる動植物

知床五湖周辺は、豊かな自然環境を背景に、多様な動植物が生息しています。特に、湖の周辺には様々な鳥類が観察できるほか、季節ごとに異なる植物が楽しめます。春には桜や新緑、夏には青々とした原生林、秋には紅葉、冬には雪景色が広がり、それぞれの季節で異なる自然の美しさを堪能することができます。 また、湖の周辺では、エゾシカやヒグマなどの野生動物も見ることができることがあります。訪問者は、動植物観察をしながら自然の中でのリフレッシュを楽しむことができますが、野生動物との接触には十分な注意が必要です。

訪問のヒント

知床五湖を訪れる際には、天候や季節に応じた服装を準備することが大切です。特に、気温の変化が激しいため、レイヤー式の服装を持参し、寒暖の差に対応できるようにしましょう。また、歩きやすい靴や、雨具も用意しておくと便利です。自然環境を保護するために、ゴミは持ち帰り、指定された道を歩くようにしましょう。

まとめ

知床五湖は、北海道の知床半島に位置する美しい湖群で、四季折々の自然景観が魅力です。各湖の個性豊かな景色や、豊かな動植物の生息地として、多くの訪問者に愛されています。アクセスも比較的便利で、周囲の自然環境と合わせて楽しむことができます。訪問の際は、自然保護に配慮しながら、知床五湖の美しい風景を堪能してください。

Information

名称
知床五湖
(しれとこ ごこ)
リンク
公式サイト
住所
北海道斜里郡斜里町
電話番号
0152-24-3323
アクセス

【車】斜里町あるいは羅臼町から国道334号線、北海道道93号知床公園線、町道を経て、知床五湖駐車場へ

【バス】JR知床斜里駅から斜里バス知床ウトロ温泉行きで55分、終点下車、斜里バス知床五湖・知床大橋行きに乗り換えて25分

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