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知床 網走 北見 観光ガイド

豊かな自然が広がる知床・網走・北見エリア。知床では、冬から春先にかけて流氷が見られます。また、網走監獄や北見ハッカ記念館など、自然美以外にも見どころは豊富です。

知床・網走・北見のおすすめ観光情報をご紹介。知床半島は北海道の道東地方、オホーツク海に面した東端に位置し、冬になると北極圏からの流氷が流れ着く自然豊かな観光地です。アイヌ語で「大地の尽きる所」を意味する知床は、日本最後の秘境とも呼ばれ、その名にふさわしく切り立った断崖絶壁が続きます。半島中央部には知床火山層が走っていて、1,000mを越す山々がそびえており、内陸部に広がる原生林には、野生のキタキツネやヒグマ、エゾリスやエゾシカなどが生息しています。

手つかずの自然が残されている知床は、昭和39(1964)年に全国22番目の国立公園に指定され、その後平成17(2005)年の第29回ユネスコ世界遺産委員会では、世界遺産に登録されました。秘境感あふれる自然を見ようと、多くの観光客が知床を訪れます。初めて知床を観光するのであれば、5月から10月の間ウトロから運航している知床観光船の利用をおすすめします。

観光拠点のウトロにもウトロ温泉がありますが、岩尾別温泉や滝全体が温泉となっているカムイワッカ湯の滝なども有名。知床を代表する観光スポットである知床五湖では、ネイチャーガイドツアーに参加して大自然を満喫してみてください。

知床半島の西側に位置するのが網走刑務所で有名な網走市です。網走市はオホーツク海に面した立地のため、海洋性気候の影響もあり、道東地方としては比較的気候が温暖なことでも知られています。観光スポットも豊富で、オホーツク流氷館や流氷砕氷船ガリンコ号など、流氷は観光の目玉。オホーツク流氷館ではマイナス18度を体験することができる流氷体験室があり、夏でも流氷を見て触れます。また、流氷の天使と呼ばれるクリオネやフウセンウオを間近で見ることもできます。網走刑務所の昔の建物を観光施設にした博物館網走監獄も、網走市の定番観光スポットのひとつです。動物が好きな観光客に向いているのがオホーツクシマリス公園。小規模な動物園にはエゾシマリスが飼育されていて、なかには観光客のシャツのなかに入り込む人慣れをしたリスもいるそうです。

北見市は道東で3番目に大きい中核都市です。自然が多く残されているため、周辺には多数のキタキツネが生息していて、しばしば住宅街にも出没します。市内には「北きつね牧場」もあり、観光のスポットになっています。戦前には世界のハッカの約70%が北見で生産されていたことから、ハッカの街として有名になりました。市内にはハッカの歴史を物語る北見ハッカ記念館があり、観光の場になっています。北見ハッカ記念館の近くには薄荷蒸留館もあり、ハッカ御殿と呼ばれる私邸跡を見学する観光客も少なくありません。東京ドーム6個分の面積を誇る広大な北見フラワーパラダイスもあり、四季折々に季節の花が85種3万本も咲き乱れています。

知床 網走 北見のおすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

博物館 網走監獄

明治時代の監獄を体感できる日本唯一の博物館

網走監獄博物館は、旧網走刑務所の主要建築物である舎房、教誨堂、庁舎を移築し、明治時代から使用されていた器物や歴史物を展示している日本で唯一の監獄博物館です。 貴重な建築物の保存 特に、5棟が放射状に配置された木造平屋の舎房は国内で唯一現存している貴重なものです。2010年2月には行刑資料館がリニューアルされ、音と映像を用いた参加体験型の「監獄歴史館」としてオープンしました。 新旧の比較展示 現在の網走刑務所舎房の共同室、単独室を再現し、新旧の比較ができるようになりました。 網走監獄博物館の概要 貴重な建築物の中心 博物館の中心となるのは、舎房、教誨堂、庁舎などの主要な建築物です。...»

流氷 砕氷船 ガリンコ号

神秘と感動の流氷が体験できるクルーズ

大きなドリルで流氷を砕く、極寒の海に耐える強靱な船体の砕氷船。砕かれた流氷が船体横から浮き上がってくる迫力満点クルーズを体感できる。 2階建てのガリンコ号Ⅱ、3階建てのガリンコ号Ⅲ IMERUが運航していて、冷暖房完備の客室、展望デッキを備えている。 夏はフィッシングクルーズで釣りを楽しむこともできる。...»

天に続く道

空に昇っていくかのように続く道

全長約18kmの直線道路は、まっすぐな道がはるか遠くまで伸び、道の先が天まで続いているように見えることから、「天に続く道」と呼ばれる。 丘の頂上近くにある木製の展望台「名も無き展望台」を目印に、「天に続く道」のスタート地点の先の景色はまるで空にのぼっていくかのよう。...»

オホーツク流氷館

“流氷の天使”クリオネ&流氷体験

実物のオホーツク海の流氷を常設展示している夏でもマイナス15度の極寒体験室では、流氷の発生の仕組みなどを紹介。 流氷幻想シアターは、ダイナミックな音響に迫力の正面と左右上下五面のスクリーンで臨場感たっぷりに流氷映像を鑑賞できる。 オホーツクの生き物、流氷の天使クリオネやフウセンウオなどを飼育展示。 天都山の山頂に建つオホーツク流氷館3F屋上の展望テラスからは360°パノラマで四季折々の壮大な景色を楽しめる。片添ヶ浜海浜公園とは 片添ヶ浜海浜公園(かたおれがはまかいひんこうえん)は、山口県下関市に位置する広大な海浜公園です。この公園は、美しい海岸線と豊かな自然環境を楽しめるレジャース...»

流氷観光砕氷船「おーろら」

眼前に広がる流氷原

分厚い流氷もどんどん押し割り、流氷の海の真っ只中を進む流氷砕氷船は流氷観光の人気アクティビティ。 眼前には流氷原が広がり、船底が氷塊にぶつかり船全体が振動して迫力満点。 さらに、流氷の上でのんびりと昼寝をするアザラシや悠然と飛ぶオオワシなどに出会えることも。...»

知床五湖

知床半島を造る知床連山の山裾に点在する大小五つの火山性堰止湖。原生林に囲まれ神秘的。遊歩道と高架木道があり、遊歩道の利用は時期により異なるので注意。冬期間通行止知床五湖とは 知床五湖(しれとこごこ)は、北海道の知床半島に位置する五つの湖からなる自然景観で、世界自然遺産に登録された知床地域の一部です。この湖群は、知床山系の火山活動によって形成されたカルデラ湖であり、周囲の自然環境と調和した美しい風景が特徴です。知床五湖は、観光や自然観察のための重要なスポットとして、多くの訪問者に人気があります。 湖の特徴と自然環境 知床五湖は、以下の五つの湖から構成されています:第一湖、第...»

ひがしもこと芝桜公園

丘一面が色鮮やかなピンク色に染まる

芝桜が咲く5月中旬から6月上旬にかけて、10万平方メートルに及ぶ広大な斜面は、まるでビロードの絨毯を敷きつめたように、美しく彩られる。 春になると毎年多くの観光客が集まる人気スポット。開花の時期には「ひがしもこと芝桜まつり」がおこなわれる。ひがしもこと芝桜公園の概要 ひがしもこと芝桜公園は、北海道大空町東藻琴に位置する美しい公園で、芝桜の名所として知られています。毎年春から初夏にかけて、公園内は色鮮やかな芝桜で覆われ、多くの観光客が訪れます。広大な敷地に咲き誇る芝桜は、まるでカーペットのように一面に広がり、見る者を圧倒します。 歴史と背景 ひがしもこと芝桜公園の歴史は、...»

神の子池

透ける倒木と青い池底

透き通った水を通して、水深5メートルほどの池底が青く見える池で、倒木が青い水の中に腐らずに化石のように沈んでいる。 倒木の隙間を朱色の斑点を持つオショロコマが泳ぐ景観は神秘的な光景。 周囲は220メートルあり、底までくっきりと見える透明度で、水温が年間通して8℃と低く、冬でも凍らない。 流入する川は地表にはなく、伏流水が1日12,000トンも湧き出していて、川へ流出している。...»

香りの里ハーブガーデン

ハーブが咲き誇る

4ヘクタールの敷地内に約300種類のハーブや花が植えられており、5月から10月にかけて様々な植物を楽しむことができます。 この土地はミントの生産量が日本一であり、6月から9月にかけては約80種類のミントの香りを楽しむことができる「ミントガーデン」がおすすめです。 フレグランスハウスでは、ハーブティーやハーブを使った軽食が楽しめ、石鹸作りなどのハーブクラフト体験もできます。 また、ハーブ実習体験館キューパレスでは、リース作りやハーブ石鹸作成、染物の体験が可能です。 季節ごとに異なる花やハーブが咲き誇り、それぞれの時期に合わせて訪れることをおすすめします。 5月:サクラ(エゾヤマザクラ)...»

オホーツク北見塩焼きそば

北見の特産品「ホタテ」「玉ねぎ」の美味しさを引き出す塩味が◎

北見市の魅力を全国へ発信するため地域の名産品を使ったご当地メニューの開発を行い、「オホーツク北見塩やきそば」が誕生した。オホーツク地方北見市の名産品「ホタテ」「玉ねぎ」をメイン食材に、その素材の持ち味をを引き出す味付けとして「塩味」にこだわった。2007年2月には「オホーツク北見やきそば推進協議会」が発足。定義・ルールの8か条と満足度を高める3か条があり、道産小麦粉を使った麺であること、オホーツク産のホタテ・北見産玉ねぎを使うことなどが定められている。...»

しべつ鮭三代漬け丼

鮭といくらの親子丼。プラス鮭節で、鮭三代丼が完成

北海道知床、標津はまさに鮭の宝庫。「しべつ鮭三代漬け丼」は、地元で獲れた新鮮な鮭といくらを同じく特産品である鰹節のダシがたっぷりときいたたれに漬け込み、標津川を溯ったブナ鮭の“鮭節”を添えた、鮭三昧の丼ぶりだ。味のアクセントに標津町の前浜で捕獲したホタテの漬けも加えて、まったりとした甘みもプラス。米は、北海道滝川市の大地の匠の新米を使用する。まさしく標津町の海産品の魅力をご飯の上にてんこ盛りに載せた特製丼ぶりだ。...»

羅臼昆布

北の海の恵みをたっぷりと受けて育った最高級昆布

北海道羅臼で収穫される昆布で、最高級品の昆布として名高いのが”羅臼昆布(らうすこんぶ)”。知床半島の北の海は、ミネラルを豊富に含む河川の水が集まる場所で、そこで自然の恵みをたっぷりと受けて育った羅臼昆布は、十分な厚みと長さを持ちながらもやわらかく、自然の旨みをたっぷりと味わえる一級品。その羅臼昆布でとった出汁は、上品さが香るあめ色が美しく、ほのかな甘みとコク深い味わいが楽しめることから、高級料亭でも使われている。...»

花咲ガニ

ジューシー感が堪らない

甲羅の大きさが15センチほどで体中にトゲを持つ。脚が太く短いのが特徴で、名前に「カニ」とあるが、本来はヤドカリの仲間になっている。甲羅が硬く、トゲがあることから、カラをむく際にはキッチンバサミ等が必需品。味は脂分が多く、大味といわれるが、太い足に身がたっぷりと詰まっているため、エビに似た食感を味わうことができ、それが「花咲ガニ」の人気につながっているようだ。生食以外では、塩焼き、塩茹で、味噌汁の具等に使われる。 旬     8月 9月 ...»

北海道産 カニ

毛ガニ・ズワイ・タラバ・ハナサキガニとそれぞれの美味しさを

北海道特産物の代名詞。毛ガニは、網走・宗谷地方で。晩冬から夏にかけてが漁期。一般に、脱皮前(特に3~4月のオホーツク産)のものが美味といわれている。栄養分をためこんだ冬ガニも絶品。ズワイガニは、網走・宗谷地方。秋から冬にかけて。足を広げると50センチメートルに達する。タラバガニは、稚内・網走地方で、冬から春にかけて。“鱈場蟹”と書き、「鱈」のとれる時期あるいは鱈のいるところで獲れるカニの意味といわれる。花咲ガニは、根室市花咲付近8、9月頃が旬。タラバガニより足が太くて短く、棘が大きくて鋭い。...»

北海道産 ホタテ

冷たい海で育ったほたては旨味と厚みが別格。甘味のある貝柱も◎

生産量、生産額ともに北海道を代表する海の幸。太平洋沿岸と日本海南部沿岸の一部海域を除いた北海道沿岸各地が漁場。春先から漁が始まり、晩秋まで続く。 宗谷・網走・根室・渡島などでは養殖もされており、ほぼ1年中味わうことができる。貝殻以外のほとんどの部位を食べることができ、特に貝柱は甘みがあって 柔らかく、刺身やバター焼きなどに調理されるほか、ソフト貝柱などに加工されて流通している。おすすめの調理法は”活ホタテの貝焼き”。貝のまま焼いて、酒としょうゆをたらす程度の味付けで、ホタテ本来の味が楽しめる。 旬 11月 12月 1月 2月 3月...»

北海道産 マコガレイ

知内沖の自然環境で育った天然物

北海道の知内地方では良質の”マコガレイ”がとれる。これは漁場と木古内湾と函館湾の水温がマコガレイが生息するのに適していることと、マコガレイがたくさんのエサを必要とする春先からの時期に、オキアミ等のエサを争うライバル種が少ないといったことがあるようだ。夏にたっぷりと栄養をとって肥えるマコガレイは、刺身や煮物、揚げ物等でその味わいを楽しめ、冬になると身の味は落ちるものの、卵を持った子持ちのマコガレイがおいしい季節となる。 旬 10月 11月 12月 1月 2月 3月...»

サロマ湖産 ホタテ

流氷が運ぶ豊富なミネラルをたっぷりと含み、身は大きく肉厚

オホーツク海とつながるサロマ湖は、流氷の恵みを受けた栄養豊かな漁場。その冷たい湖で育つ”ホタテ”はミネラルをたっぷりと含み、粒が大きく肉厚でクセのないトロリとした甘みが特徴だ。ホタテはサロマ湖の養殖のほか、オホーツク海の天然ものもあり、刺身用の冷凍貝柱や、干してうま味を凝縮させた干貝柱に加工される。ホタテの食べ方は殻ごと焼いて、しょう油をたらして食べるのが一般的。磯の香りにしょうゆの香ばしさが加わり食欲をそそられる。新鮮なものならばクリーム色の卵巣も生で楽しめる。 旬 10月 11月 12月 1月 2月 3月...»

羅臼産 鮭児

全身がトロと形容される高脂肪な身。漁獲率が極めて低い希少な鮭

知床周辺で漁獲される鮭の中で、1万分の1の確率でしかとれないといわれる”鮭児(ケイジ)”。未成熟のシロザケで、「幻のサケ」という呼び名もある。大きな特徴は、脂肪の比率の高さ。通常2~15%程度の銀毛シロザケに対し、鮭児は20~30%と極めて高い。全身がトロのような状態だ。体全体は小ぶりだが、刺身で食べるとトロッと舌の上で一瞬にしてとける。希少さゆえに手に入れるのは容易ではないが、価格も張るが、機会があれば食してみて欲しい。 旬     9月 10月 11月 ...»

羅皇(鮭)

水揚げされたサケの中から厳選して出荷される、秋鮭の超エリート

世界遺産である「知床」を有し、日本有数の秋鮭の産地でもある羅臼町から出荷されているブランドサケが”羅皇”。同町の目利きある漁師たちが、旬の時期に水揚げされた秋鮭の中から、数パーセントしかいないといわれる貴重な“銀毛鮭”のオスを選び、さらに大きさなど厳しい条件をクリアしたものだけに証明となるタグを付けて羅皇として出荷する。海洋汚染の影響を受けていない深層水を使った鮮度管理など、徹底した品質、衛生管理をされているのも特徴。秋ザケのエリートともいえる羅皇の味を堪能して欲しい。 旬     9月 10月 11月...»

ほたて燻油漬

薫り高い極上のホタテは北海道みやげの定番

北海道の海でとれた新鮮なホタテ貝柱を塩ゆでしたあとに、軽く燻り、極上の植物油に漬け込んで仕上げたのが”ほたて燻油漬”。身はしっとりとやわらかく、ほのかなスモークの香りとともに、植物油が封じ込めたホタテの旨みを存分に味わえる。商品の発売以来、半世紀を経ても高い人気を誇るロングセラー商品で、現在でも、昔ながらの手作業で、ひと粒ひと粒丁寧に作られており、変わらぬ伝統の味を守り続けている。...»

北海道オニオンスープ

玉ねぎのコクと旨みがギュッとつまった風味豊かなスープ

北海道の北見地方は玉ねぎの収穫量が全国一で、国内収穫高の約30%を占めている。その北見産の玉ねぎから抽出した濃厚なエキスを粉末にして、顆粒状のスープスティック1杯の材料のうちに40%も盛り込んで作られたのが、株式会社グリーン北見の”オニオンスープ”。玉ねぎのコクと旨みがギュッとつまった本格的なスープが、お湯を注ぐだけで手軽に味わえることで人気がある商品だ。そのままスープとして飲むのはもちろん、調味料としても活躍し、カレーやチャーハン、煮物などに加えると、いっそう料理が引き立つ。...»

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