イタリア語で「芸術の広場」という意味を持つこの美術館は、廃校になった小学校や体育館をリノベーションして作られました。
3万平方メートルにおよぶ広大な敷地内に、地元出身の世界的な彫刻家である安田侃氏が創作した重さ10数tの大作から大理石やブロンズでできた彫刻作品40点余りが展示されています。
周辺の森林なども含めると、今では約7万平方メートルもの広大な野外彫刻公園となっており、多くの人々に親しまれています。
木造校舎の一階部分は幼稚園、二階部分は彫刻が展示されたギャラリーとして使われ、旧体育館では年間を通して展覧会やコンサートなどが行われています。
アートスペースや大理石で作られた屋外の石舞台では、講演会や舞踊なども行われています。
また、工房ストゥディオアルテでは、自分自身を形にすることを目指す「こころを彫る授業」が開催され、カフェアルテでは、香り高いコーヒーとともにゆったりとした時間を過ごすことができます。
美唄市はかつての日本国内有数の炭鉱の町で、エネルギー革命によりすべての炭鉱が閉山になりました。
学校跡地を活用して作られたこの美術館は、大自然とアートを一緒に楽しめる貴重な空間となっています。
9:00~17:00
カフェアルテ 10:00~17:00
火曜日
祝日の翌日(日曜日は除く)
12月31日~1月3日
無料
美唄駅からバスで15分