もともと炭鉱の町として栄えた夕張市。1950~1960年代のエネルギー革命以降は、炭鉱に代わる高い収益が得られる特産品を作ろうと、様々な分野で試行錯誤が行われ、いくつもの候補の中で、最後に残ったのがメロンだった。夕張市は、昼夜の寒暖差が大きく、水はけが良い火山灰の土壌が、メロン栽培に適していたようだ。1961年には、”夕張キング”という赤肉のネットメロン(マスクメロン)が誕生。現在では全国的に名の通ったブランドとなり、最上級品は競りで1個30万の値段がつくこともあるという超高級メロンだ。
旬 6月 7月 8月