苫小牧市から東北東に11キロメートルの場所に、美々川下流の沖積平野に広がる、周囲約9キロメートル、面積275ヘクタール、水深1.2メートルの淡水湖。
湖周辺は自然に恵まれた原野や湿原で、動植物の宝庫であり、鳥類だけでも260種以上が確認されています。
この湖は、渡り鳥の中継地や越冬地となっており、春と秋にはガンやカモ類、ハクチョウが群れで飛来します。一年中バードウォッチングが楽しめる場所です。
ウトナイ湖には、ビジターセンターの機能を持つ「ウトナイ湖野生鳥獣保護センター」と、湖の北西にある日本野鳥の会のサンクチュアリ「ネイチャーセンター」があり、自然観察路を通じて湖の自然を身近に感じることができます。
ウトナイ湖と周辺は国指定鳥獣保護区特別保護地区に指定されており、1991年にはラムサール条約登録湿地にも指定されました。
道の駅ウトナイ湖では、アイスクリームや野鳥グッズの販売だけでなく、ウトナイ湖を一望できる休憩スペースがあります。
季節によっては、多くの白鳥や野鳥を身近に観察できます。親子で散策して、野鳥の観察を楽しむのもおすすめです。
また、テイクアウトコーナーでは、地元の有名な料理「B1とんちゃん」の肉まんや、ハスカップ味のソフトクリームなど、お子様が喜ぶメニューもあります。野鳥のグッズも販売されています。
ウトナイ湖は新千歳空港からわずか10キロ強、10分ほどの場所にあり、フライト前にドライブで訪れて、湖の独特な時間を楽しむこともできます。
道の駅ウトナイ湖
3月~10月 9:00~18:00
11月~2月 9:00~17:00
ネイチャーセンター 入館無料
苫小牧駅からバスで25分