古くから万能薬として珍重されてきたヨモギを使った饅頭「草太郎」。鮮度と丁寧な下処理が、鮮やかな色と風味を下支えしている。
洞爺湖周辺に育つヨモギの若葉を手摘みにした天然よもぎと北海道産の小麦を使用し、ふんわりとした和紙のような風合いの生地に仕立てたヨモギまんじゅうが”草太郎”。そのモッチリとした食感、着色料を使っていないよもぎ本来の鮮やかな緑色、豊かなよもぎの風味は、昭和25年の創業間もなくから、26年もの歳月を費やした研究によって実現されたという。十勝産小豆を使った自家製つぶあんと、皮のバランスも絶妙。平成4年から9年までJALの機内菓子として採用され、一躍全国的に有名になった。天然のよもぎだけで醸し出される鮮やかな緑色が、北の大地の恵みを感じさせる。平成19年の「第58回全国植樹祭」で、天皇皇后両陛下への献上菓子として選ばれた逸品。
北海道銘菓 草太郎本舗