北海道の余市は、日本で初めてりんごの民間栽培が成功し、りんごの歴史がはじまった地として知られている。現在は、りんごというと青森県や長野県を思い起こす人が多いと思うが、大正時代には、日本を代表する産地といえば、余市もそのひとつであった。
余市は比較的雪が少なく、気候風土に恵まれているため、現在でも道内一のりんごの収穫量を誇る「果物の町」である。収穫間際の秋には、昼夜の温度差が大きくなるため、実のしまった糖度の高いりんごが育つという。
地域内のりんご園では、一般向けにりんごの木のオーナー制度も取り入れており、自分のりんごが育つ過程やりんご狩りなども楽しめる。
旬 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月