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頭大仏殿

(あたまだいぶつでん)

北海道の自然と一体化する神秘的な大仏殿

高さ13.5メートル、総重量1,500トンの巨大な大仏を安置する世界的建築家の安藤忠雄が設計した大仏殿です。

真駒内滝野霊園の中の小高い丘の下がドーム型の空間になっていて、屋根の真ん中に空いた穴から大仏の頭だけが突き出してだけが見えます。

夏はラベンダー、冬は白銀の丘と一体化した姿の荘厳で美しい光景は、SNSなどで人気を博しており、多くの人々が各地から訪れています。

正門から霊園に入ると、小高い丘のてっぺんに、大仏の頭だけが見えます。大仏殿のアプローチを進むと、頭と胴体が見えてきますが、顔は大仏殿の一部に隠れています。

大仏殿の前には結界のような水庭があり、参道をまっすぐ進めないよう設計され、水で心を清め、日常から非日常へと心を切り替えるという演出が行われています。

水庭の奥には、大仏に至るトンネルがあり、薄暗闇に包まれた胎内的空間を表す天井のコンクリートが曲線を描いて連なっています。

ここを抜けると、初めて柔和な大仏の顔を仰ぎ見ることができます。円形に切り取られた天空からは自然光が入り込み、この神秘的な礼拝空間は心が洗われるような感覚に包まれます。

水庭のほとりにはカフェとショップがあり、軽食やコーヒー、オリジナルグッズも購入できます。

大仏を取り囲む丘には15万株のラベンダーが植栽され、7月中旬から下旬がラベンダーの満開期となります。

丘の奥には霊園を見守るように33体のモアイ像が立っています。大きいものは高さ9.5メートル、重さ120トンにもなり、モアイの『モ』には未来『アイ』には生きるという意味が込められています。

園内には、高さ9.5m、重さ120tの33基のモアイ像(「未来を生きる」という意味

他にも再現されたイギリスの世界遺産「ストーンヘンジ」や、増長天像や広目天像、人頭有翼の獅子像などの石像があります。

頭大仏殿のアーティスティックな魅力は海外にも知れ渡り、海外から観光バスを連ねて来るに至っています。

Information

名称
頭大仏殿
(あたまだいぶつでん)
リンク
公式サイト
住所
北海道札幌市南区滝野2 真駒内滝野霊園
電話番号
011-592-1223
営業時間

開門時間
4月~10月 7:00~19:00
11月~3月 7:00~18:00

頭大仏
4月~10月 9:00~16:00
11月~3月 10:00~15:00

定休日

年中無休

料金

ラベンダー施設・維持協力金 300円

駐車場
あり
アクセス

地下鉄南北線さっぽろ駅 → 真駒内駅から車で18分

真駒内駅バス2番乗り場から滝野霊園行きへ乗車

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