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月寒あんぱん

(つきさむ)

100年変わらず愛され続け、道路の愛称にもなった名物あんぱん

明治の頃、道内最大の歩兵連隊が置かれていた月寒(つきさむ)の町で誕生して以来、100年に渡って愛されてきたロングセラー商品。北海道十勝産小豆で作ったこしあんをしっとりとした薄皮で包んだあんぱんは、素朴ながら深い味わい。明治44年、連隊と住民が協力して月寒から平岸に抜ける道路を造る際、町が軍に感謝を込めて毎日1人に5個のあんぱんを配った。あんぱんを頬ばりながら造った道路は通称「アンパン道路」と呼ばれ、記念碑も建っている。まさに歴史とともに歩んできた銘菓。食べやすいスティックタイプもある。

「月寒あんぱん」は、一般的なあんパンとは異なり、月餅に近い特徴を持つパンです。このパンの生地にはたっぷりと卵が使われており、水分が控えめで密度が高く仕上げられています。そのため、一般的なあんパンと比較して保存性が高く(賞味期限は製造から1ヶ月)、特に持ち運びやすい特長があります。

「月寒あんぱん」にはさまざまなバリエーションがあります。例えば、「月寒あんぱん(こしあん)」では、北海道産の小豆を100%使用しています。また、かぼちゃあん、黒糖あん、抹茶あん、黒胡麻あんといったバリエーションも楽しめます。

月寒あんぱん本舗

1906年に創業され、札幌の月寒地区の伝統的なお菓子「月寒あんぱん」の製造メーカーとして有名です。

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月寒あんぱん
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