北海道 » 小樽・余市・ニセコ

小樽 余市 ニセコ 観光ガイド

運河をはじめ大正レトロな町並みが美しい小樽。ニッカウヰスキー蒸留所がある余市。ウインタースポーツのメッカ、ニセコには、数多くの温泉地があります。

小樽・余市・ニセコのおすすめ観光情報をご紹介。札幌から西に位置する小樽では、大正ロマン溢れる町並みが人気で小樽運河など風情ある景観を楽しめます。その他、おたる水族館、石原裕次郎記念館、朝里川温泉、日本銀行旧小樽支店などの観光スポットがあります。

小樽から西へ20km、車で30分ほどの距離にある余市は、ニッカウヰスキー余市蒸留所があることで有名ですが、ここにはウイスキー博物館があり、その歴史を知ることができます。他にも余市には、余市宇宙記念館、シリバ岬などの観光スポットがあります。北海道の中でも比較的温暖な気候に恵まれている余市は、夏にはさくらんぼ、秋にはリンゴやブドウなど果物の産地としても有名です。

また、羊蹄山の裾野に広がるニセコは道内屈指のリゾート地で、夏冬のアクティビティを楽しみに日本全国から多くの観光客が訪れます。ニセコ連峰の主峰であるニセコアンヌプリには国際スキー場やニセコ東山温泉などのスポットがあります。

小樽・余市・ニセコエリアのご当地グルメとしては、寿司、ルタオ、小樽ポセイ丼、ウイスキーなどがおすすめです。

小樽 余市 ニセコのおすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

小樽運河

運河と石造倉庫の歴史ある景観

小樽運河の風景 小樽運河沿いには、明治・大正時代の石造りの倉庫が美しく並んでいます。このかつての倉庫は、今ではレストランやカフェ、お土産店などとして再利用されています。 幻想的な夜の小樽運河 夜になると、ガス灯の灯りが輝き、建物がライトアップされる光景はまさに幻想的です。ロマンチックなムードが漂い、多くの観光客を魅了します。 遊歩道と観光スポット 小樽運河に沿っては、散策するための遊歩道があり、周辺には風情あふれる観光スポットがたくさん広がっています。散策を楽しみながら、歴史的な建物や美しい風景を堪能できます。 小樽運河クルーズ 人気の小樽運河クルーズでは、約40分か...»

羊蹄山

えぞ富士とも呼ばれる美しいシルエット

富士山に似た美しい姿から別名「蝦夷富士」とも呼ばれる美しい山。日本百名山の1つで、ニセコのシンボルとなっている。 標高1,898メートルの山頂に火口がある火山で、山頂からは日本海、太平洋が望め、周囲2.5kmのお鉢めぐりもできる。 山腹には高山直物やキタキツネ、エゾクロテン、エゾリス、エゾシマリス、エゾモモンガ、エゾ雪ウサギなどの哺乳類、130種類以上の野鳥が生息している自然豊かな山。...»

天狗山展望台

小樽の街を一望できる天空の絶景スポット

標高533メートルの天狗山の山頂までロープウェイが運行し、山頂駅にはスキー資料館、天狗の館、シマリス公園が併設されている。 山頂の展望台から小樽市街と昼間は石狩湾対岸、左手には積丹半島、右手には夕張山地まで見渡すことできる。 北海道三大夜景の一つとして夜景が人気。夏期は車で山頂まで行くことができ、リゾート地として親しまれている。 概要 天狗山展望台(てんぐやまてんぼうだい)は、北海道小樽市に位置する天狗山の山頂近くにある展望台です。標高532メートルの天狗山からは、小樽市内や日本海、石狩湾を一望することができ、その絶景が多くの観光客を魅了しています。 アクセス 天狗山展望台へのアク...»

小樽芸術村

歴史とアートが融合したヴィレッジ

明治後期から昭和初期にかけて「北のウォール街」と呼ばれ、物流や金融の要所として北海道経済発展の礎を築いた小樽。 小樽が栄華を誇っていた時代に銀行として建造された建物で、その時代を華やかに彩ってきた日本や世界の優れた美術品、工芸品を展示公開。 ガラスの街・小樽で現代のアートと歴史的建造物が融合したアートビレッジ。雨天時・荒天時の観光スポットとしてもおすすめ。...»

ニッカウヰスキー北海道工場 余市蒸溜所

スコットランドの雰囲気が漂う

余市の冷涼で湿潤な気候、水に恵まれ、空気も澄んでいる環境が、ウイスキー作りに最適。 ニッカウヰスキー北海道工場は、ウイスキーの故郷スコットランドに似た気候風土の余市で、スコットランドの雰囲気が静かに漂うレトロでお洒落な空間。 工場見学のほかにも、樽から出したままの貴重な原酒を販売している余市原酒直売所、お土産など色々なものを買える売店ノースランドがある。 ニッカ会館ではウイスキー・ソフトドリンクの試飲ができるほか、レストランで食事が楽しめる。建造物10棟が国の重要文化財に指定。...»

おたる水族館

海の生き物たちの魅力を満喫できる

豊富な種類の魚介類を展示している本館、イルカ・オタリアのショーが楽しめるイルカスタジアム、アザラシ、セイウチ、トド、ペンギンなどが飼育されている海獣公園、遊園地「小樽祝津マリンランド」で構成されている。 海獣公園は自然の入り江を利用しており、海鳥も飛来している。海岸から野生のトドやゴマフアザラシが迷い込むことがあり、そのまま飼育される例もある。  おたる水族館の概要 おたる水族館(おたるすいぞくかん)は、北海道小樽市に位置する人気の観光スポットであり、1959年に開館しました。日本海に面したこの水族館は、豊かな海洋生物を展示することで知られ、年間を通じて多くの観光客や地元の家族連れが訪れ...»

旧国鉄 手宮線

鉄路の上で写真撮影

石炭を港のある小樽市へ運ぶために敷かれた鉄道の廃線跡「旧国鉄手宮線」。北海道初の鉄道「官営幌内鉄道」の一部として1880年に開通し、1985年まで列車が走っていた。 現在も線路や遮断機な廃線跡のほとんどが残っていて、散策路として整えられた。鉄路の上を歩いたり、普段は撮ることのできない風景を撮ることができる。 旧国鉄 手宮線の概要 旧国鉄 手宮線は、北海道の札幌市から手宮町(現在の小樽市)を結ぶ鉄道路線で、1907年に開通し、1985年に廃線となった歴史的な鉄道路線です。この路線は、北海道の鉄道網の重要な一部として、地域の発展に寄与していました。 路線の歴史 手宮線は、1907年に札幌...»

ニセコ温泉郷

泉質が豊富なニセコに点在する温泉

アンヌプリ山を眼前に望む西麓に位置する五色温泉など、ニセコ町に泉質が豊富な多数の温泉地が点在している。 ニセコ温泉郷の加盟施設で利用できるニセコ湯めぐりパスが通年販売されていて、泉質の異なる温泉を湯めぐりできる。 標高700メートルにある大湯沼は、白い湯気が上がり、周囲に硫黄の匂いが立ち込める。湖底から噴出する高温の硫気ガスや水蒸気によって、湖水が熱せられ、成分を与えられて湯本温泉の泉源になっている。ニセコ温泉郷の概要 ニセコ温泉郷は、北海道虻田郡ニセコ町および倶知安町に位置する温泉地です。ニセコ連峰の美しい山々に囲まれたこの地域は、豊富な自然資源とともに多くの温泉が点在しています。...»

北一硝子 三号館

ランプの灯りとピアノの生演奏で幻想的な光景

明治時代(1891年)に漁業用倉庫として建てられた木造の石張倉庫を再利用した、小樽市内に数店舗ある北一硝子のガラスショップとカフェが入った三号館。 小樽運河まで徒歩7、8分程度の街中にあり、ガラスショップは和ガラスの「和のフロア」、異国情緒溢れるグラス&ステンドグラス「洋のフロア」、大自然の彩りでカジュアルスタイルの「カントリーフロア」がある。 館内に足を踏み入れると、倉庫として使われていた頃に貨物運搬用のトロッコが走ったレールが残る通路があり、そこからホールへ。 若干の間接照明を除き、ホール内にある167個のオイルランプだけでホール全体を照らしており、ほの暗いホール内に浮かび上がるラン...»

天狗山ロープウエイ

小樽の街並みだけでなく、石狩港や積丹方面までも一望できるビューポイント。山麓から山頂まで、ロープウェイが運行している。 天狗山ロープウエイとは 天狗山ロープウエイ(てんぐやまロープウエイ)は、北海道小樽市に位置する観光用ロープウェイです。天狗山の山頂へと向かうこのロープウェイは、美しい山の景色や小樽市街を一望できる人気の観光スポットです。四季折々の自然美を楽しみながら、気軽に山の上までアクセスできるため、多くの観光客に愛されています。 ロープウェイの概要 天狗山ロープウエイは、1964年に開業され、以来、観光地としての役割を果たしています。山麓駅から山頂駅までの約1.1キロメートルの距...»

日本銀行 旧小樽支店 金融資料館

5つの緑色のドームをのぞかせるルネッサンス様式の建物で、元は日本銀行の小樽支店として機能していた。 2002年をもって小樽支店の営業は終了し、2003年から日本銀行の金融資料館として開館。 建物は赤レンガの東京駅を設計した、辰野金吾の設計による荘厳な建物で1912年に竣工。 積み上げた煉瓦の上にモルタルを塗った造りの2階建で、小樽市内を眺めることのできる東側の塔にはイギリス製のらせん階段が取り付けられた 館内は日本銀行小樽支店として機能していた時代のデザインやつくりを残したものとなっており、岐阜県の赤坂産大理石が材料として使用されているロビーと営業場カウンター、煉瓦製の壁から鉄骨を組む...»

小樽オルゴール堂

国内最大級の約5,000種類・80,000点ものオルゴールがあるオルゴールショップ。 建物は1915年築の赤煉瓦造りが特徴的な歴史的建造物を利用していて、目の前には蒸気時計。 館内では歴史がにじみ出るノスタルジックな空間にオルゴールの音が幻想的な時間を演出している。小樽オルゴール堂とは 小樽オルゴール堂(おたるオルゴールどう)は、北海道小樽市に位置する観光スポットで、オルゴールの製造と販売を行う専門店です。1989年に設立され、オルゴールの展示と販売のほか、オルゴールの制作過程を見学できる体験型施設として、多くの観光客に人気があります。小樽の歴史的な街並みの中にあり、訪れると、クラシ...»

小樽駅

ガラスランプが灯るノスタルジックな駅舎

駅構内やホームに合計333灯ものガラス製ランプが灯る、レトロな雰囲気の駅舎。 1934年に建築された北海道内初となる鉄骨鉄筋コンクリート造(RC造)で、道内最古にして、国の登録有形文化財。小樽駅の概要 小樽駅(おたるえき)は、北海道小樽市稲穂三丁目に位置する北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅です。1893年に開業し、小樽市の中心的な交通拠点として機能しています。石造りの駅舎が特徴で、歴史的な雰囲気を漂わせる建物は観光客にも人気があります。 歴史と発展 小樽駅は、1893年に北海道炭礦鉄道の駅として開業しました。当初は石炭輸送のために設置された駅でしたが、その後、旅...»

小樽堺町通り

レトロな建物が並び有名菓子店など集まるストリート

小樽運河沿いの通りから一本内側の通りで、古い商家や洋館のレトロな建物を利用した土産物店、雑貨店、カフェが所狭しと並ぶ人気散策スポット。 金融街として栄えた小樽の北のウォール街へ向かって延びる約900メートルの通りで、かつて小樽が栄えた頃の、明治から昭和初期にかけてのレトロな建物が当時のままに保存されている。 「小樽オルゴール堂」のあるメルヘン交差点から通りの両脇には、「北一硝子」「ルタオ本店」「北菓楼」「六花亭」といった、小樽名産品のガラス工芸品やオルゴールのショップ、洋菓子の人気店、寿司・海鮮丼の食事処が軒を連ねる。小樽堺町通りの概要 小樽堺町通り(おたるさかいまちどおり)は、北海...»

小樽三角市場

駅からすぐの市場で新鮮な海の幸

小樽駅から徒歩1分にある市場で、レトロで小さな入り口を入ると、朝の6時から活気あふれる店が奥まで続く。 全長200メートル、横幅2メートル程の細い坂道に通路を挟んで両側に店が並び、カニ、ホタテなどの魚介類が入った生け簀、しょうゆ漬けのイクラ、特大のホッケの干物など海産物を販売する店、海鮮丼をメインとした食事処が並んでいる。 食事処ではカニやウニ、ホタテなど新鮮な魚介類を使った丼や定食がリーズナブルに味わえる。...»

賀老の滝

滝の幅は35m、高さは驚くべき70mに達し、日本の滝の中でも随一の大きさを誇る。 この滝は竜神の滝、または飛竜の滝としても知られており、狩場茂津多道立自然公園に指定され、「日本の滝百選」にも選ばれている。 滝の上流には、天然の炭酸水「ドラゴンウォーター」が湧き出ており、7月中旬から10月下旬までの水量が少ない時期には、採取が可能だ。 この水は、上流周辺の賀老高原でのキャンプや渓流釣り、山菜採りなどで疲れた体を癒すのに最適だ。 伝承によると、1631年にシマコマキで砂金が見つかり、後に金山奉行となった松前藩士・小太郎は、江戸幕府から金を隠す計画を立てた。 彼は、以前に手負いの小鹿を見つ...»

小樽出抜小路

古き時代の小樽の街並みを再現した屋台村

明治・大正期の街並みをイメージした屋台村。昔の様式を模った火の見櫓があり、櫓の上の展望台からは小樽運河や港の景色が見渡せる。 小路内には20店舗以上の飲食店などが入っており、ラーメン、ジンギスカン、スイーツ、その他ご当地B級グルメなどを楽しめる。 小樽出抜小路の概要 小樽出抜小路(おたるでぬきこうじ)は、北海道小樽市にある商業施設で、小樽の歴史や文化を体験できる場所です。小樽の港町としての歴史や、明治から昭和初期の繁栄期を再現した街並みが特徴です。観光客や地元の人々に愛されるスポットとして、多彩なショップや飲食店が軒を連ねています。 歴史と背景 小樽出抜小路は、かつての小樽の繁栄を再...»

ウニ・イクラ丼

あたたかいご飯の上で開かれる、ウニとイクラの豪華な共演

北海道を代表する海産物、ウニとイクラを贅沢に盛りこんだ丼ぶり料理である。新鮮なウニのとろみとふくらんだイクラのプリプリとした食感の相性は抜群だ。ウニは濃厚なバフンウニとあっさりとしたムラサキウニ、イクラには塩漬けとしょうゆ漬けなど、バリエーションが多く存在する。ウニやイクラのみならず、ホタテやカニなどの新鮮な魚介類を用いた海鮮丼、また漁港の名を冠した丼物も観光客に人気。その中でも「うに・いくら丼」は北海道の季節を贅沢に味わえるものとして大きな人気を誇る。 旬           1月 2月 11月 12月...»

小樽あんかけ焼そば

焼きそばに絡むあんかけが絶品の小樽定番の味

小樽市内や近隣地域の飲食店で提供している、たっぷりの海鮮物を盛り込んだ五目あんかけ焼きそばが”小樽あんかけ焼そば”だ。具材や食べ方等にルールはなく、各店が趣向を凝らしたオリジナリティのあふれるあんかけ焼きそばを提供しているため、様々な味わいが楽しめる。小樽あんかけ焼そばの発祥は、昭和19年にまで遡る。小樽のホテルのシェフが独立して、市内で中華料理店を始めた。そこの定番メニューとしてあったあんかけ焼そばが「おいしい」と「うまい」と評判で、徐々に広まり、地元民の定番食として根付いたようだ。...»

豪雪うどん

男爵いもから作られるうどんは、透明感とコシの強さが◎

全国屈指の豪雪の街・倶知安町で作られている「豪雪うどん」。一般的に、うどんといえば小麦粉から作るが、「豪雪うどん」は男爵いもが95%、小麦粉5%から作られている。倶知安町は、じゃがいものおいしさと品質の良さでも有名で、「町特産の男爵イモで何かできないか」と倶知安町のホテル第一会舘社長の中井直樹氏が企画。農家で食べられていたイモから作られた「でんぷんうどん」をヒントに約1年の歳月をかけて開発したそうだ。雪のような透明感のある白さとぷりぷりとしたコシの強さが特徴で、鍋物の〆に入れると絶品。 豪雪うどん(ごうせつうどん)は、北海道倶知安町の名物うどんで、土産物の定番でもあります。もともとは、地元の...»

しりべしコトリアード

小樽のうまいをまとめて味わえるご当地スープ

古くから洋食文化の根付いている小樽市でうまれた、新たなご当地グルメが“しりべしコトリアード”。「しりべし」とは、小樽・ニセコ・余市などを含んだエリアを行政区分エリアの呼称で「後志」と書いて「しりべし」と読む。コトリアードとは、フランスのブルターニュ地方に昔から伝わる魚介スープで、ミルクやクリームを使った白いスープが特徴だ。これらの説明からも読み取れるかもしれないが、しりべしコトリアードとは、小樽周辺の新鮮な魚介類を使って作る白い魚介スープだ。...»

小樽の握り寿司

港町小樽で獲れたての魚介類をお寿司に

寿司の街との異名を持つ小樽。大きな港を有し、石狩湾からの恵みである魚介類の宝庫として知られている。新鮮で質の良い魚介が評判を呼び、大正から明治にかけて全国各地で修行した若者が小樽にこぞって出店したのが、寿司の街と呼ばれるはじまり。町内にはたくさんの寿司屋が点在するが、とくに小樽駅より南西、運河へ向かう一角に20軒近く軒を連ねる通りは「寿司屋通り」と名づけられた。ネタの質が良い上に、全国各地から集まった職人たちが技を競いあっている。 そんな小樽を代表する寿司ネタは“うに”。エゾムラサキウニとエゾバフンウニの二種類あり、別名白と赤と呼ばれる。あっさりとした安価な白に比べ、赤は高級品で、全国でも小...»

小樽の洋食

港町小樽の町の洋食屋さんは気軽に地元素材の味が楽しめる

小樽は海があり、山があり自然がいっぱい。身近においしい食材がたくさんあふれている小樽に洋食文化が根付いたのは、昔から貿易港として外国との繋がりがあったからだといわれている。小樽市内には、地元であがった魚料理や隣町余市、仁木、赤井川で取れた新鮮野菜・果物を使った、昔ながらの洋食屋さんの味が楽しめる。各お店ならではの工夫にあふれた料理を味わってください!...»

北海道産 シャコ

大きさも味も一級品!小樽の味覚

北海道のシャコ漁業は石狩湾でのみ行われており、なかでも小樽前浜が名産地で、その大きさが特徴とされる。一般的にはシャコの旬は春から初夏といわれているが、小樽では、冬に備えて体内に栄養を蓄える秋にシャコのうま味が増すといういい伝えがあり10~12月にも漁が行われるという。水揚げされたシャコは新鮮なうちに網から外され、生きているうちに茹でられるが、ごく鮮度のよいものは生でも食べてもおいしいそうだ。近年は小樽のシャコのブランド化に向けた動きも活発化している。 旬     4月 5月 6月 10月 11月...»

余市のりんご

りんご発祥の地!歴史ある北海道のりんご

北海道の余市は、日本で初めてりんごの民間栽培が成功し、りんごの歴史がはじまった地として知られている。現在は、りんごというと青森県や長野県を思い起こす人が多いと思うが、大正時代には、日本を代表する産地といえば、余市もそのひとつであった。余市は比較的雪が少なく、気候風土に恵まれているため、現在でも道内一のりんごの収穫量を誇る「果物の町」である。収穫間際の秋には、昼夜の温度差が大きくなるため、実のしまった糖度の高いりんごが育つという。地域内のりんご園では、一般向けにりんごの木のオーナー制度も取り入れており、自分のりんごが育つ過程やりんご狩りなども楽しめる。 旬 9月 10月 11月 12月 1月 ...»

マロンコロン

生まれてから半世紀。小樽を代表するチョコレート焼き菓子

昭和4年創業の小樽の老舗「あまとう」の看板商品である”マロンコロン”。昭和35年に「どこにもないお菓子」を作りたいという思いからうまれ、現在まで地元で愛され続け、小樽を代表する銘菓にまでなった。サクッとした口当たりの3枚重ねのサブレーに、高級オリジナルチョコレートがコーティングされ、食べ応えも十分。「栗のようにコロコロしている」ことから”マロンコロン”と命名されたが、栗は入っていない。味は、アーモンド、カカオ、チーズ、ウォルナッツ(くるみ)、いちごの5種類が用意されている。 マロンコロン(MARRON CORON)は、北海道小樽市の製菓メーカー、あまとうが製造・販売しているお菓子です。このお...»

LeTAO ドゥーブルフロマージュ(チーズケーキ)

とろけるような口どけ、まろやかな味わいが定番、人気のチーズケーキ

チーズケーキの常識を変えたまろやかにとろける2層仕立てのチーズケーキ。素材のベースとなるチーズの選定には特にこだわり、世界中のチーズの中から上層はイタリア産マスカルポーネチーズを選定し、レアチーズケーキに仕上げている。下層はオーストラリア産クリームチーズを使った濃厚なベイクドチーズケーキ。口にすると2層の風味が舌の上で、ふんわりとひとつになってまろやかにとろけいく。さらに北海道産たまご、生クリームを合わせて、奥深い重厚な風味に仕上げている。 小樽洋菓子舗ルタオ(LeTAO)...»

パンロール

北海道でウワサのかまぼこパンは、ご当地のみの限定販売

明治38年に創業の「かまぼこ」など練り製品を製造・販売するかま栄の社長が昭和37年に発明したオリジナル商品。かまぼこをスナック感覚で食べられないかと研究した結果、すり身をパンにくるんで揚げる”パンロール”がうまれた。その製法の斬新さと、サクサクした揚げパンと、やわらかく風味豊かなかまぼこが絶妙にマッチしたおいしさは、テレビなどの各メディアでも紹介され、瞬く間に人気商品となり、現在では地元の味として定着している。製品の特性上、真空パック化することができないため、店頭販売のみとなっている。ぜひ、お店へ足を運んで、揚げたてを味わって欲しい。 おつまみやおやつとして楽しむことができ、地元ではデパ地下...»

花園だんご

創業115年の老舗のだんごは、添加物不使用素朴な一品

“花園だんご”は1895年(明治28年)創業の歴史を誇る老舗「菓匠 小樽新倉屋」の銘菓。5種の味の中でも、独特なあんの盛られ方をしている黒あん、白あん、抹茶あんに注目。団子の上にちょこんと乗ったあんは、流線が美しく屋根のような形をしていて、可愛らしい印象だ。これは、二代目が考案した「山型一刀流」というあんの盛り方。見た目で楽しませてくれるだけではなく、柔らかくお米の風味そのものを生かしただんごの味と、上品なあんの甘みが絶妙。添加物を使用していないため、できたてのだんごをその場で頬張る贅沢を楽しみたい。 花園だんごは、北海道小樽市にある老舗和菓子店である新倉屋が製造・販売している団子のことで、...»

自然派 昆布巻

決めては秘伝のタレ。昆布と魚が仲良くおいしく

”昆布巻”は海産物が豊富な北海道の定番みやげ。NSニッセイの自然派昆布巻は、日高昆布でひとつずつ手作業で魚を巻き、化学調味料を一切使っていない、しょうゆと砂糖をベースにしたタレでじっくりと味をつけているので、自然の味わいが素材の味を引き立てている。 中身は、北海道産のシシャモ、ニシン、ホタテ、秋サケ、タラコと、ロシア産紅ザケの6種類。ほのかに感じるコクは、隠し味に加える魚醤によるものだそうだ。何年も継ぎ足しながら使ってきたタレに、風味と旨みが蓄積され、家庭料理では出せない味わいに仕上がっている。 NSニッセイ 昭和63年創業以来、化学調味料・合成添加物を一切使用せず、遺伝子組み換えのない...»

寒干し 棒たら炊き

手間をかけて炊きあげた棒たらはカルシウムもたっぷり

北海道近海でとれたスケソウダラを厳冬の浜風にさらして寒干しにして作った”棒タラ”を、数日をかけて冷水で戻してアクを抜き、じっくりと炊きあげたもの。タラは長時間煮込むと身崩れを起こしがちだが、様々な試行錯誤を重ねた結果、身を崩さず、皮目もきれいに残す製法にたどり着いた。タラの風味が増す独自のしょうゆ調味液で骨までやわらかくおいしく食べられる。一般に高カルシウムとされるイワシの煮込み商品に比べても、倍近くのカルシウムを保有しており、栄養価が高いのも嬉しい。...»

熟成新巻鮭

手間暇かけて熟成させた新巻鮭はひと味もふた味も違う

オホーツク海でとれる、一番脂ののった時期の秋サケのオスのみを使用した”熟成新巻鮭”。一般的な新巻鮭の製造期間は長くても1週間ほどだが、熟成新巻鮭は伝統の山漬塩蔵製法で約2週間かけて作られる。「山漬け」とは、鮭を山のように積み重ね、サケを2週間塩漬けしてから洗い流し、水の中で余分な塩分を抜いたあと、再び塩水につけて塩分を均等に馴染ませて、乾燥させて完成する。手間と時間をかけ、じっくりと漬け込み熟成することにより、塩辛いだけではない、複雑で深い旨みがある新巻鮭に仕上がっている。「新巻鮭はしょっぱくて」という人に、ぜひ試してほしい。 手間と時間をかけることで、繊細な味わいが生まれ、たんぱく質が旨味...»

釣りたらこ

伝統的な漁法で採れる助宗たらのたらこはフレッシュで絶品!

伝統的な漁法「はえ縄」で1匹ずつ釣り上げられるスケソウタラは、体が傷つかないという利点がある。そのため、いきたままの卵をとり出すことができ、とった卵から、サイズや色の良いものだけを厳選し、すばやく塩漬けして熟成したものが“釣りたら子”だ。天然塩だけを使ったシンプルな味付けで、熟成されたタラコの旨みを存分に引き出しているのも、“釣りたら子”がおいしい理由のひとつ。プリプリっとした小さな粒がびっしりと詰まっていて、口の中に磯の風味が広がる。ご飯のお供にはもちろん、酒の肴にもピッタリな逸品だ。...»

北海道