濃い紫色で太く長いとげを持つ”ムラサキウニ”。日本沿岸では最も目にする機会が多いウニであり、北海道奥尻島の名産である。奥尻島でのムラサキウニの漁は毎年7月から1ヶ月間だけ解禁され、その期間ならば”函館の朝市”などで奥尻産のムラサキウニがみかけられる。ムラサキウニの味は濃厚さが前面に出過ぎない上品なもので、比較的食べやすいのが特徴だ。奥尻島にある”うにまる公園”には、特産品のムラサキウニをかたどったシンボルモミュメントがあり、ご当地へ行った際はこちらもチェックしてもらいたい。 ムラサキウニは積丹半島でも漁が行われており、こちらは6月が解禁日だ。ムラサキウニは「白ウニ」に分類され、バフンウニなどの「赤ウニ」と比べると色味が黄色っぽい。生うにとしては広く食べられる種類である。
旬 6月 7月 8月