トラピスト修道院の修道士が丁寧に心を込めて焼き上げたクッキー。あっさりした味わいが人気だ。このトラピストクッキーを作っているのは、函館の男子修道院の「灯台の聖母 トラピスト修道院」である。1936(昭和11)年に作り出されたクッキーで、昔から製法が変わっていない。
フランス人修道士と日本人修道士たちによる長年の研究の結果、1897(明治30)年ごろに生み出された発酵バター「トラピストバター」。乳酸菌によって原料クリームを発酵させており、まろやかでコクのある風味が特徴です。
トラピストクッキーは、この発酵バターを練り込んで焼き上げられて、サクッとした歯ざわりの後、口の中でとろける食感が特徴です。