竹老園 東家総本店が発祥の無量寿(むりょうじゅ)というそば。ごま油をそばに絡めて食べるという釧路独自のそばメニューは、東家系で食べる事が出来る。ごま油の風味がそばとの相性も良く、香りで食欲が増し夏バテ気味の季節でもぺろりと何杯でもいけるほど。ごま油を絡めているが、油っこくなくツルツルと食べやすい。
竹老園 東家総本店
戊辰戦争の際に神田の藪蕎麦で修行していた経緯から、函館や小樽を経て釧路で開業しました。
北海道で最も古い蕎麦屋であり、全国から蕎麦職人の修業者が集まります。昭和天皇が行幸の際にお代わりをされたお店として、度々皇族の方々も訪れる名店です。
蕎麦御三家の一つで、「更科」や「砂場」と並び称される江戸時代から続く老舗の神田の蕎麦屋「藪」(やぶ)で修行していた伊藤文平が戊辰戦争の際に函館、小樽にて藪そばの屋台「夜鳴き蕎麦」を1874年に開業した。
これが現在の釧路市に本店のある東家総本店「竹老園」のはじまりで、藪蕎麦の傍系にあたる。